拡大する 国本中の生徒たちから車いすの寄贈を受けた宝寿苑の岩崎理事長(右) 宇都宮市国本中は10日、生徒たちが集めたアルミ缶の売却益で購入した車いす1台を、宝木本町の特別養護老人ホーム「宝寿苑」に贈った。 同校は2003年から生徒会を中心に缶の回収を実施。高齢者施設2カ所に計6台を寄贈してきた。 施設を訪れた生徒4人から車いすを贈られた岩崎翔太郎(いわさきしょうたろう)理事長(31)は「寄贈を機に、コロナ禍で中断していた学校との交流も再開したい」とあいさつ。車いすに込められた生徒たちの優しい思いも、しっかりと受け取っていた。