佐賀県などで開かれる国民スポーツ大会「SAGA2024」に出場する本県選手団の結団式が9日、宇都宮市の県総合教育センターで行われ、選手ら206人が健闘を誓った。
選手団長の福田富一(ふくだとみかず)知事は「チーム栃木の絆の下、存分に力を発揮してほしい」とあいさつ。今夏の全国高校総体陸上男子200メートルで優勝した少年男子の若菜敬(わかなけい)(佐野高)が選手宣誓を務め、「日頃の練習の成果を発揮し正々堂々プレーする」などと声を響かせた。
旗手はラグビー女子パリ五輪代表で成年女子の内海春菜子(うつみはなこ)(国学院栃木高出、YOKOHAMA TKM)に決定。「頼もしい選手ばかり。栃木のために活躍したい」と意気込みを語った。
今大会は32競技に出場し役員なども含めた364人で選手団を構成。すでに体操などの会期前競技は5日から始まっている。総合開会式は10月5日に佐賀市で行われ、本会期が開幕する。選手団名簿は後日掲載。