甲子園での戦いを振り返る石橋の田口主将(右から2人目)ら=県庁

 今夏の全国高校野球選手権に初出場し、16強入りした石橋の田口皐月(たぐちさつき)主将らが9日、県庁に福田富一(ふくだとみかず)知事を表敬訪問し、甲子園での戦いを報告した。

 同校は初戦の2回戦で聖和学園(宮城)に5-0の快勝で甲子園初勝利。3回戦は4強入りした青森山田に0-5で敗れた。

 この日は田口主将のほか、山下諒太(やましたりょうた)、入江祥太(いりえしょうた)の両副主将、福田博之(ふくだひろゆき)監督も同行。福田監督は「県民の応援が選手たちを後押しし、力以上のものを発揮させてくれた」と感謝し、田口主将は「スタンドやテレビで多くの県民に応援してもらえて幸せだった」と振り返った。

 福田知事は「甲子園では見事な活躍だった」とたたえ、「これまでの経験を今後の人生に生かし、一層飛躍してもらいたい」とエールを送った。