間藤教授らが開発した装置。光でチューブの位置を知らせ、画像で確認できる=下野市

 自治医大の間藤卓(まとうたかし)教授と医療機器製造・販売の日本アッシュ(東京都八王子市)は4日までに、鼻から胃にチューブを通す「経鼻栄養」の体内への挿入をサポートする「MET光ガイドカテーテルシステム」を開発した。近赤外線光を活用して体内のチューブの位置を確認できるようにすることで、医師や看護師による事故防止につなげる。今後、医療機関への普及を目指す。