宇都宮地方気象台は3日午後4時26分、「大雨と雷および突風に関する栃木県気象情報」を発表した。県内では4日明け方にかけて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意、警戒するよう呼びかけている。落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうにも注意が必要という。

◇最新の防災情報・気象警報

 気象台によると、県内では4日明け方にかけ、雷を伴った激しい雨の降る所がある見込み。雨雲が予想以上に発達した場合や、発達した雨雲がかかり続けた場合は、警報級の大雨となる可能性がある。これまでに降った雨により地盤が緩んでいる所があるため、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まる恐れがある。

 3日から4日にかけて予想される1時間降水量は、多い所で北部、南部とも40ミリ。4日午後6時までに予想される24時間降水量は、多い所で北部、南部とも80ミリ。