宇都宮地方気象台は1日午前6時23分、「大雨と雷および突風に関する栃木県気象情報」を発表した。県内では2日夜遅くにかけ、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意、警戒するよう呼びかけている。1日夜遅くにかけては、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうにも注意が必要という。
気象台によると、これまでに降った雨により地盤の緩んでいる所があるため、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まる恐れがある。
県内では2日夜遅くにかけて、雷を伴った激しい雨の降る所がある見込み。雨雲が予想以上に発達した場合や、発達した雨雲がかかり続けた場合は、警報級の大雨となる可能性がある。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合は、建物内に移動するなど安全確保に努めるよう呼びかけている。降ひょうの恐れもあるため、農作物や農業施設の管理にも注意が必要という。
1日から2日にかけて予想される1時間降水量は、いずれも多い所で北部、南部とも30ミリ。2日午前6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で北部、南部とも80ミリ。3日午前6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で北部、南部とも60ミリ。