宇都宮地方気象台は31日午前6時41分、「大雨と雷および突風に関する栃木県気象情報」を発表した。県内では31日夕方にかけて土砂災害に警戒し、9月1日夜遅くにかけては低い土地の浸水や河川の増水に注意、警戒するよう呼びかけている。落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうにも注意が必要という。
気象台によると、県内は暖かく湿った空気の流れ込みの影響で、9月1日夜遅くにかけて大気の状態が非常に不安定となる見込み。これまでに降った雨により地盤の緩んでいる所があるため、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まる恐れがあるほか、暖かく湿った空気の流れ込みが続くため、9月3日ごろにかけて大雨となる恐れがある。
県内は9月1日夜遅くにかけて、雷を伴った激しい雨の降る所がある見込み。31日と9月1日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で北部、南部ともに30ミリ。9月1日午前6時までに予想される24時間降水量は、多い所で北部、南部ともに80ミリ。2日午前6時までに予想される24時間降水量は、多い所で北部、南部ともに120ミリ。3日午前6時までに予想される24時間降水量は、北部、南部ともに80ミリ。