キノコ種菌メーカーの北研(壬生町中央町、白田卓一(しろたたくいち)社長)は29日までに、ベトナムの首都ハノイに現地法人「北研ベトナム」を開設した。同社はキノコ菌床栽培資材の輸出や海外向けの栽培コンサルティング事業などを展開しているが、海外拠点を設けるのは初めて。ベトナムを拠点に東南アジア全体で販路を開拓するなどして、事業拡大を目指す。
国内の人口減少を受け、同社は約10年前からベトナム進出を検討していた。新型コロナウイルス禍で一時期計画が頓挫したが、2022年に福田富一(ふくだとみかず)知事や県内の企業経営者とともに白田社長がベトナムを訪れ、交流の輪を拡大した。
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