宇都宮地方気象台は29日午後3時57分、「大雨と雷および突風に関する栃木県気象情報」を発表した。県内では30日夜遅くにかけて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意、警戒するよう呼びかけている。落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうにも注意が必要という。
気象台によると、暖かく湿った空気が流れ込む影響で、県内は30日夜遅くにかけて大気の状態が非常に不安定となる見込み。また、これまでに降った大雨により地盤の緩んでいる所があるため、少ない雨量でも土砂災害の危険度も高まる恐れがある。
県内では30日夜遅くにかけて、雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨の降る所がある見込み。雨雲が予想以上に発達した場合などは、警報級の大雨となる可能性もある。
予想される1時間降水量は、29日に多い所で北部、南部とも50ミリ。30日に多い所で北部、南部とも50ミリ。予想される24時間降水量は30日午後6時までに多い所で北部、南部とも150ミリ、31日午後6時までに、多い所で北部、南部とも120ミリ。