宇都宮地方気象台は28日午後4時26分、「大雨と雷および降ひょうに関する栃木県気象情報」を発表した。県内では29日夜遅くにかけて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意、警戒するよう呼びかけている。落雷や突風、降ひょうにも注意が必要という。

 気象台によると、暖かく湿った空気の流れ込みや日中の気温上昇の影響で、県内は29日夜遅くにかけて大気の状態が不安定となる見込み。また、これまでに降った大雨により、地盤の緩んでいる所がある。

 県内では28日夜遅くにかけてと29日午後に、雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨の降る所がある見込み。雨雲が予想以上に発達した場合などは、警報級の大雨となる可能性もある。

 28日に予想される1時間降水量は、多い所で北部、南部とも40ミリ。29日に予想される1時間降水量は、多い所で北部、南部とも50ミリ。29日午後6時までに予想される24時間降水量は、多い所で北部、南部とも80ミリ。30日午後6時までに予想される24時間降水量は、多い所で北部、南部とも120ミリ。