猛暑が続く21日、次世代型路面電車(LRT)から降りた人々が、近隣の大型商業施設ベルモールへと歩いていく。夏休み中の中高生の姿も目立つ。
JR日光線とLRTを使い、友達と訪れた鹿沼市、中学2年女子生徒(14)は「LRTで『ベルモ』に来たのは4回目。(JR宇都宮)駅での乗り換えも簡単で来やすい」と話す。以前は親の車が頼りだったが、行動の自由度は高まった。
LRT開業後、同施設の来店客数、売り上げは共に1割アップした。開業前、「車を運転できない子どもやお年寄りなど新たな客層の来店が見込まれる」とみていた津布久勇治(つぶくゆうじ)支配人は「自社努力での1割増は相当大変。効果は想定以上だ」と実感する。
■投資効果大
LRT開業効果の象徴が、沿線の地価上昇だ。
残り:約 716文字/全文:1067文字
この記事は「下野新聞デジタル」の
会員
のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報でとちぎの「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者・フルプランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く