エアロエッジ本社

 航空機エンジン部品製造のAeroEdge(エアロエッジ、足利市寺岡町、森西淳(もりにしじゅん)社長)が14日発表した2024年6月期決算は、売上高が前期比14・7%増の33億5千万円、経常利益が40・9%増の8億4200万円、純利益が3・8%増の6億9800万円で、いずれも過去最高となった。

 主力の商業用航空機のエンジンに搭載するチタンアルミブレードの新材料開発で新規の業務受託があったほか、円安の影響で売り上げを伸ばした。生産設備購入に伴う補助金収入なども利益を押し上げた。

 25年6月期の業績予想は、売上高が12・2%増の37億6千万円、経常利益が48・4%減の4億3500万円、純利益が35・6%減の4億5千万円の見通し。