宇都宮地方気象台は14日午前6時12分、「大雨と雷および突風に関する栃木県気象情報」を発表した。県内は14日昼前から夜遅くにかけて、雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降る所がある見込み。気象台は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意、警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうにも注意するよう呼び掛けている。
気象台によると、県内は暖かく湿った空気の流れ込みと日中の気温上昇の影響で、14日夜遅くにかけ、大気の状態が非常に不安定になる見込み。雨雲が予想以上に発達した場合などには警報級の大雨となる可能性もある。
14日に予想される1時間降水量は多い所で北部、南部とも50ミリ。14日午前6時から15日午前6時までに予想される24時間降水量は多い所で北部、南部とも100ミリ。
気象台は、発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めるよう呼び掛けている。降ひょうの恐れもあるため、農作物や農業施設の管理にも注意が必要としている。