毛皮の感触を確かめる来場者

 【さくら】市ミュージアム-荒井寛方(あらいかんぽう)記念館で8月25日まで、同館と県立博物館が主催する夏休み企画展「動物ワクワク骨格標本 ホネから見える動物のくらし」が開かれている。

 魚や鳥、哺乳類といった脊椎動物の骨格と剥製の標本52体を展示した。普段見られない骨格を観察することで、筋肉の付き方をはじめ足や羽根などの動きを理解できるほか、絵画表現にも役立つという。

 このほか、動物の毛皮や骨に触ることができるコーナーも設置。訪れた子どもたちは「この毛皮は硬い」などと、動物による違いを体感していた。

 骨格のスケッチなどで連日訪れている氏家、小学1年裏山小葉音(うらやまこはね)さん(7)は「絵が好きで(鳥の)カケスの骨を描いていました。夏休みの課題につながれば」と真剣な様子だった。

 また、関連のギャラリーコンサートとして、「『地球の音色』サンポーニャの響き 瀬木貴将(せぎたかまさ)コンサート」が8月4日午後2時から開かれる。定員80人。事前申し込みが必要。

 企画展は一般300円。月曜、第3火曜、祝日の翌日は休館。(問)市ミュージアム028・682・7123。