宇都宮地方気象台は19日午後4時33分、「大雨と雷および降ひょうに関する栃木県気象情報」を発表した。県内では19日遅くにかけてと、20日昼過ぎから夜遅くにかけて、土砂災害や低い土地への浸水、河川の増水、落雷や突風、降ひょうに注意するよう呼びかけている。

◇最新の防災情報・気象警報

 気象台によると、湿った空気の流れ込みと日中の気温上昇の影響で県内は19日の夜の始めごろと、20日夕方から夜遅くにかけ、大気の状態が不安定となる見込み。雨雲が予想以上に発達した場合や、発達した雨雲がかかり続けた場合には、警報級の大雨となる可能性がある。

 県内で19日に予想される1時間降水量は、多い所で北部、南部ともに30ミリ。20日に予想される1時間降水量は、多いところで北部、南部ともに30ミリ。19日午後6時から20日午後6時までに予想される24時間降水量は、多い所で北部、南部ともに50ミリ。その後、20日午後6時から21日午後6時までに予想される24時間降水量は、多い所で北部、南部ともに60ミリ。

 降ひょうの恐れもあるため、農作物や農業施設の管理にも注意が必要だとしている。