7回、矢板東の杉山がランニング本塁打を放って生還し、笑顔で仲間とタッチ=とちぎ木の花

 第106回全国高校野球選手権栃木大会第3日は14日、宇都宮市のエイジェックスタジアム(県営本球場)など3球場で1回戦8試合が行われ、コールド勝ちの栃木工、宇都宮南など6チームが2回戦に進出。鹿沼東-宇都宮北、足利大付-栃木商の2試合は雨が降り続いて中断され、継続試合となった。

磨いた「低く強い打球」

 矢板東が昨夏の1回戦でコールド負けした鹿沼南に雪辱。両脚をつるアクシデントがありながら、最後までグラウンドに立ち続けた杉山隼斗(すぎやまはやと)主将は「新チーム発足から夏1勝が目標だった」と声を弾ませた。