県は12日、消費者物価指数の基礎資料を調べる「小売物価統計調査」を担当する女性調査員が調査員証を紛失したと発表した。同日までに、悪用された事例は確認されていないという。
県によると、調査員は11日午後の勤務中、紛失に気付き県へ報告した。10日から調査を行っており、調査員証をストラップで首から下げ、宇都宮市内の店舗を巡っていた。11日の調査開始時にはあったという。
調査員証には氏名や顔写真が掲載されている。県は、紛失した調査員証を無効とした。再発防止に向け、各調査員に調査用品の管理徹底を指導するとしている。