JR宇都宮駅西口の市街地再開発事業で、駅前広場南側に建設中のマンションの分譲価格が最高で1億円を超えることが、9日までに施行主などへの取材で分かった。1億円超の高額価格は、物価高騰による建設費増や、新幹線改札口から徒歩数分の立地の希少性などを背景に設定された。月内にも第1期の販売を開始する予定で、すでに千件を超える資料請求や問い合わせがあるという。首都圏で続く住宅価格急騰の波が、県内にも押し寄せている。
販売されるのは、同駅西口南地区市街地再開発組合が施行する複合ビル「アトラスタワー宇都宮」(宇都宮市駅前通り3丁目)。免震構造の地上20階、地下1階で、延べ床面積は約1万3千平方メートル。1~3階が商業フロアで、4~20階にマンション101戸を計画する。
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