宇都宮地方気象台は28日午前10時34分、「雷と突風および降ひょうに関する栃木県気象情報」を発表した。県内では、28日夜遅くにかけて、落雷や竜巻などの激しい突風、局地的な激しい雨に注意するよう呼びかけている。

◇最新の防災情報・気象警報

 気象台によると、前線が西日本から日本の東へのび、西日本の日本海側には前線上の低気圧があり東へ進んでいる。低気圧は28日に西日本から東日本へ進み、29日は日本の東を北東に進む見込み。前線は29日にかけ東日本を南下するという。このため県内では28日夜遅くにかけ、大気の状態は非常に不安定になるとしている。

 発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めるよう呼びかけている。降ひょうの恐れもあるため、農作物の管理にも注意が必要という。