移住定住PR用冊子を手にする「まちづくり新鮮組」1期生のメンバー

 【那須】町は25日、町内での生活の魅力を伝える移住定住PR用冊子「那須ライフ」を作製したと発表した。昨年、町若手職員10人でつくる「まちづくり新鮮組」が町執行部に提案したアイデアの第1段で、今後、都内での移住定住相談会などで配布していく。

 新鮮組は、若手町職員の企画力育成などを目的に2年前、各課の20~30代で結成。提案したのは1期生メンバーで、町には移住定住PRの冊子がなかったことや、那須は観光の印象が強く町内で生活するイメージが湧かないことから冊子の作製を考えた。町は同冊子や子育て支援策など三つの提案を採用した。

 冊子はA4判28ページで、5千部作製。事業費は135万円。町内に移住し、農業や飲食店を営む夫婦ら6組を取り上げた。「働く・住む・子育て」の視点から移住したきっかけなどを紹介した。また、町の子育て支援施設や移住支援制度などを掲載している。

 町内の転入者は、昨年度までの過去5年間で、約800~900人で推移している。1期生のリーダーで企画財政課、岩渕英人(いわぶちひでと)さん(36)は「町内への移住定住につながれば」と冊子の効果に期待を寄せた。