宇都宮市出身のエッセイスト志賀かう子(しが・こうこ)さんが4日午前8時45分、老衰のため岩手県滝沢市の福祉施設で死去した。89歳。葬儀は近親者で行う。
日本女子大卒。苦難を乗り越え医師となった祖母の生涯を描いた「祖母、わたしの明治」で、1983年に日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。同書の装丁に盛岡市の画家深沢紅子(ふかざわこうこ)さん(故人)から絵を描いてもらったことで縁を深め、同市の深沢紅子野の花美術館初代館長を務めたほか、とちぎ生涯学習文化財団企画顧問なども歴任。本紙では2003年7月から約10年にわたり、客員論説委員として「針路」を執筆した。
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