壮行会で関係者に演舞を披露する「勢や」のメンバーたち

 【鹿沼】市内を拠点に活動するよさこいチーム「勢(せい)や」が5~9日、札幌市で開催される最大規模のよさこい祭り「YOSAKOI(ヨサコイ)ソーラン祭り」に5年ぶりに出場する。新型コロナウイルス禍を乗り越えて結成20周年の節目を迎えた今年、過去最多となる80人以上のチーム編成で臨む。5月下旬には鹿沼市内で壮行会を開き、悲願の上位進出へ向けて士気を高めた。

 市生涯学習課主催の市民講座の受講者でつくる「鹿(か)っ飛び隊」を前身とし、その中のパフォーマンスを追求するメンバーたちが2004年2月に結成した。全国のよさこい祭りや地域イベントへの参加、福祉施設慰問など幅広く活躍し、県内屈指のパフォーマンス団体となった。