「悪は存在しない」から。主演の大美賀(中央奥)ⓒ2023 NEOPA/Fictive

 足利市出身の大美賀均(おおみかひとし)(35)の主演映画「悪は存在しない」の上映が6月7日、那須塩原市豊浦のフォーラム那須塩原で始まる。4月26日から東京都内などで全国順次公開され、本県では待望の初上映となる。

 「ドライブ・マイ・カー」の濱口竜介(はまぐちりゅうすけ)監督と、同作で音楽を手掛けた石橋英子(いしばしえいこ)の共同企画映画。昨年のベネチア国際映画祭で銀獅子賞(審査員大賞)を受賞した。

 大美賀が演じたのは自然豊かな長野県内で娘とつつましい生活を送る主人公。ある施設の建設計画を巡り、そこで暮らす父娘ら住人たちに動揺が広がる。

 上映時間などは同館ホームページ(HP)で案内。作品の詳細は「悪は存在しない」のHPに掲載されている。