スタッフの説明を受けながら銘柄を選ぶ観光客

 【日光】県内各地の地酒を飲み比べできる「鬼怒川温泉地酒まつり『鬼喜酒(ききざけ)』」が東武鉄道鬼怒川温泉駅前の鬼怒川・川治温泉観光情報センターで始まった。6月30日まで毎週土、日曜に開催している。

 市観光協会が県酒造組合の協力を得て行う初夏の恒例イベントで、今回は市内外の蔵元の地酒28銘柄が用意された。同センターで千円のチケットを購入すると、5銘柄を選んで各1杯約30ミリリットル、5杯で計1合程度を試飲できる。

 社員旅行で鬼怒川を訪れた千葉県松戸市、会社員男性(27)は「それぞれ特徴があっておいしいですね」と話した。同協会の担当者は「栃木の水、お米から生まれた多様な地酒をぜひ楽しんでほしい」と来場を呼びかけている。

 午前9時半~午後3時半。(問)同協会0288・22・1525。