レオン自動機

 食品加工機械製造のレオン自動機(宇都宮市野沢町、小林幹央(こばやしみきお)社長)が14日発表した2024年3月期連結決算は、売上高が前期比6・9%増の377億300万円、経常利益が55・4%増の49億8700万円、純利益が34・2%増の36億7500万円で2期連続の増収増益となった。

 国内ではスーパー・コンビニ向けの食品成形機の販売が伸びた。海外は中国で減収だったが、欧州や北米・南米で製パンラインなどの機械販売が堅調だった。米国のパン製造販売も増収で、円安効果もあり収益を押し上げた。

 1株当たり配当は、期末が直近予想に比べ2円増配の22円。年間では42円。

 25年3月期の業績予想は売上高が3・3%増の389億5千万円、経常利益が9・3%増の54億5千万円、純利益が2・0%増の37億5千万円。年間配当予想は1株当たり42円。