ずらりと並ぶ力作に見入る来場者たち=11日午後、宇都宮市本町

 第27回しもつけ写真大賞展(下野新聞社、とちぎ未来づくり財団主催、県カメラ商組合、県写真家協会後援)が11日、県総合文化センター第3、4ギャラリーで始まった。入賞、入選の作品計400点を展示している。19日まで。
 大賞となった宇都宮市ゆいの杜(もり)5丁目、無職金澤誠(かなざわまこと)さん(62)の作品「かみ砕く」をはじめ、県内の四季折々の風景や表情豊かな人物など、さまざまな瞬間を捉えた写真が並ぶ。初日は多くの人が来場し、力作に見入っていた。
 この日は同センターで表彰式が行われた。金澤さんは「県内有数の写真コンテストで表彰を受け、うれしい。作品の題材は、新型コロナウイルス禍で久しぶりとなり気合が入っていた祭り。楽しい撮影だった」とにこやかに話した。
 入場無料。午前10時~午後6時半(最終日は3時)。