宇都宮地方気象台は11日午後4時4分、「大雨に関する栃木県気象情報」を発表した。県内では13日に大気の状態が不安定となり、大雨となる恐れがあるという。気象台は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒するよう呼びかけている。
気象台によると、11日夜には東シナ海に前線が発生し、13日にかけて東日本にのびる見込み。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、県内では大気の状態が不安定になるという。雨雲が予想以上に発達した場合は、警報級の大雨となる可能性もある。
12日午後6時から13日午後6時までに予想される24時間降水量は、北部南部とも多い所で100〜150ミリとされている。