第3クオーター2分、リバウンドで競り合うブレックスのエドワーズ(右)=日環アリーナ栃木

 バスケットボールBリーグの日本生命チャンピオンシップ(CS)準々決勝は10日、各地で2試合が行われ、宇都宮ブレックス(東地区1位)は千葉J(同3位、ワイルドカード下位)に70-82で完敗。2017~18シーズン以来、6季ぶりのCS黒星スタートとなった。

 ブレックスはまさかのCS初戦黒星で崖っぷちに立たされた。ワイルドカードのチームに王手をかけられる展開は2季前、ブレックスが下剋上を成し遂げた時と真逆の立場。「向かってくるチームの強さは一番分かっていたはず。でも上回られた」。比江島慎(ひえじままこと)は言葉を絞り出した。