佐藤風雅

 陸上の世界リレーは4日(日本時間5日)、バハマのナッソーで開幕、男子1600メートルリレーで予選1組の日本は3分0秒98の1位で決勝に進出し、今夏のパリ五輪出場枠を獲得した。作新学院大出の佐藤風雅(さとうふうが)(ミズノ)が3走で出場した。

 日本は序盤から上位争いに加わり、3位でバトンを受けた佐藤風は前の1人をかわし、アンカーの川端魁人(かわばたかいと)(中京大クラブ)につないだ。佐藤風は「自分の仕事は果たせた」と喜びを語った。

 1600メートルリレーのパリ五輪メンバーは個人400メートルの代表などで構成され、6月27日に開幕する日本選手権(新潟市)の成績などで決定。佐藤風は世界選手権で日本史上最高の4位入賞した2022年、23年と2大会連続で日本代表入りしている。