県は12日、那須塩原市内で回収された野鳥のフクロウ1羽の死骸から検出された鳥インフルエンザウイルスは、毒性の強い高病原性だったと発表した。

 フクロウは8日に回収された。県の簡易検査でウイルスが確認されたため、国立環境研究所で詳しい病原性などを調べていた。県内で高病原性ウイルスが確認されたのは今季初めて。県は発見場所から半径10キロ圏内で野鳥の監視強化を継続する。