初当選を決め支持者に抱きついて喜ぶ森島武芳氏(中央)=7日午後9時45分、矢板市本町

 矢板市議初当選から1年に満たない森島武芳(もりしまたけよし)氏が計4回の県議、市長選で無敗だった現職の壁を打ち破った。

 シャープの工場撤退や人口3万人割れなど、市内で閉塞(へいそく)感が漂う中、市民は清新な37歳に希望を託したといえる。くしくも斎藤淳一郎(さいとうじゅんいちろう)氏が2016年の市長選で43歳で初当選した最年少記録を塗り替えた。