民間調査会社のブランド総合研究所(東京都港区)は15日、「地域ブランド調査2018」を発表した。本県の都道府県魅力度ランキングは佐賀県と同じ44位で、前年の43位から順位を一つ下げた。全国市区町村の同ランキングは日光市が11位に入り、県内で唯一100位以内にランクインした。

 調査は20~70代を対象にインターネットを通じて実施。認知、魅力、情報接触など84項目で、6~7月に全国約3万人が回答した。

 全国1位は10年連続で北海道となった一方、最下位は6年連続で茨城県。群馬県は42位で、北関東3県は依然として40位台に低迷している。

 4~6月、JRグループの大型観光企画「栃木デスティネーションキャンペーン(DC)」が全国展開され、順位の上昇が期待されていただけに、福田富一(ふくだとみかず)知事は「DCの機会を捉えた発信にも積極的に取り組んだが、上昇につながらず大変残念」とコメントした。

 同研究所によると、都道府県と各県最上位の市区町村の魅力度を比較したところ、日光市が本県を大きく上回った。担当者は「イメージ・評価の高い日光が、栃木県のイメージとして想起されていない」と分析した上で、「県内市町の個別順位は上がっている。日光と他の市町が連携し、県全体のイメージアップにつなげることが必要」と指摘した。

 また、15年に43位だった県内出身者の愛着度は18年に16位まで上昇しており、担当者は「愛着度と魅力度は相関関係にある。愛着を持っている点を生かせれば、魅力度が上がる可能性は十分ある」とした。

 市区町村別は那須塩原市が120位、宇都宮市150位、那須町171位だった。