【栃木】市中心部を流れる巴波(うずま)川で先月、NPO法人蔵の街遊覧船の船頭が弱ったナマズの幼魚1匹を助けた。巴波川ではナマズの恩返しの民話が伝わり、同遊覧船サブマネジャー佐藤雄造(さとうゆうぞう)さん(70)らが水槽で飼育していた。ナマズは無事に元気を取り戻し、船頭らによって3日に川へ放流された。
巴波川では現在もナマズが生息する。民話では昔、日照りが続いて川の水が干上がり、息絶えそうなナマズ1匹を農民が助けた。その後、大雨が続いて川が洪水し、農民の子どもが濁流にのみ込まれると、突然ナマズの大群が現れ、子どもを救ったという。
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