黄色いワッペンを着けてもらった新1年生ら=7日午前、県警本部(県警提供)

 新入学児の交通安全を願う「黄色いワッペン」の贈呈式が7日、県警本部で行われ、宇都宮市内の小学校に入学予定の吉川楓(よしかわかえで)さんと須藤初椛(すどういちか)さん、宮原紗菜(みやはらさな)さんの3人が代表してワッペンを受け取った。

 ワッペンはみずほ銀行と保険会社3社の4社が県警に毎年寄贈しており60回目。今回は人気アニメのキャラクターなどがデザインされている。今後、県内の小学校352校に入学する計約1万4千人に配布する。

 県警交通企画課によると、県内では2023年、歩行中に車や自転車にはねられた小学生は20人だった。同課は「新入学児の多くは、初めて子どもだけで交通社会に入る。自分の命を守るために交通ルールを守ってほしい」と訴えた。