栃木県庁

 福田富一(ふくだとみかず)知事は1日までに、4月1日付で発令する県幹部人事を固めた。知事部局10部局長のうち役職定年者2人を含む5人が入れ替わる。県の重点戦略「とちぎ未来創造プラン」などに掲げる取り組みを着実に推進するため、事業の継続性に配慮しながらも、新たな課題や施策に適した人材を配置した。異動内示は15日。

 予算や人事をつかさどる経営管理部長には、財政部門などでの経験が豊富な中谷一彦(なかやかずひこ)会計局長(58)を充てる。女性活躍推進などを担う生活文化スポーツ部長は、幅広い分野での行政経験を持つ中村和史(なかむらかずひと)東京事務所長(58)が就任する。