【栃木】市内での創業や新規事業の展開を目指す若手経営者らを対象にした「蔵の街とちぎビジネスプランコンテスト2023」の最終審査会が20日、入舟町の市市民交流センターで開かれた。箱森町でデイサービス施設を運営する古田土広樹(こたとひろき)さん(41)が最優秀賞に選ばれた。
コンテストは市が主催し、応募総数19件のうち、書類審査を通過した5人が選考に臨んだ。古田土さんは、デイサービス利用者が1人でカラオケを楽しめる防音個室を整備し、口腔(こうくう)機能向上につなげる事業を提案した。
古田土さんは「認められて頑張ろうという気持ち。市内外で事業を展開したい」と喜びを語った。賞金80万円が贈られ今後、ビジネスプランの実現を目指す。
その他の受賞者は次の通り。
▽若者特別賞 岸紘平▽女性特別賞 栗原桜子▽優秀賞 大塚ちひろ、高田明日香▽とちぎおいしいーとこフードバレー賞 高田明日香