県内最大規模の小学サッカーの祭典「第52回県U-12サッカー選手権大会」(県サッカー協会、下野新聞社、栃木放送主催)最終日は23日、真岡市の真岡ハイトラ運動公園陸上競技場などで準決勝、決勝が行われ、栃木SC U12(宇河)が決勝で那須野ケ原FC(北那須)を2-1で下し10大会ぶり6度目の王座に就いた。
栃木SC U12は決勝の前半4分、MF佐藤巧(さとうたくみ)のスルーパスに抜け出したFW小倉紬(おぐらつむぐ)がGKとの1対1を決め先制。しかしすぐに追いつかれ同点で折り返した。
後半は一進一退の攻防が続き、延長戦突入かと思われた後半19分、ゴール前で味方のシュートのこぼれ球をDF星野修次(ほしのしゅうじ)がゴールに流し込み勝ち越した。那須野ケ原FCはMF岡野颯人(おかのはやと)の同点ゴールなどで粘りを見せたが、最後に力尽きた。
準決勝でISO SC(宇河)と対戦した栃木SC U12は、2-2からのPK戦を3-1でものにして決勝進出。那須野ケ原FCはFC SHUJAKU(両毛)を1-0で下して勝ち上がった。