お披露目された田村の立像を脇に、創立130周年記念集会のあいさつをする代表児童

大平南小児童に立像をお披露目し、あいさつする川島さん(左)と鈴木会長

お披露目された田村の立像を脇に、創立130周年記念集会のあいさつをする代表児童 大平南小児童に立像をお披露目し、あいさつする川島さん(左)と鈴木会長

 【栃木】旧大平町出身でビール麦の栽培を広めた田村律之助(たむらりつのすけ)(1867~1932年)の顕彰団体「田村律之助顕彰会」が再建を進めていた田村の立像が完成し、6日に開かれた母校・大平南小の創立130周年記念集会でお披露目された。約1年かけて制作した足利市出身で筑波大助教の彫刻家川島史也(かわしまふみや)さん(34)は「大平南小や顕彰会の思いを込め、(田村の)美しい人間の在り方を表現した」と話した。立像は地域との連携教育や顕彰活動で活用していく。