宇都宮地方気象台は25日午前11時29分、「大雪に関する栃木県気象情報」を発表した。県北部の山地では、25日夕方にかけて大雪となる見込みで、大雪や路面の凍結による交通障害に警戒し、風雪や雪崩に注意するよう呼びかけている。

 日本付近には、上空約5500メートルに氷点下40度以下の今冬一番の強い寒気が流れ込んでおり、25日は強い冬型の気圧配置が続く見込み。

 アメダスによる速報値によると、25日午前11時現在の主な地点の24時間降雪量は日光市土呂部が34センチ、那須高原が17センチ、奥日光中禅寺湖畔が13センチ。各地点の積雪の深さは日光市土呂部が49センチ、那須高原が17センチ、奥日光中禅寺湖畔7センチとなっている。

 25日正午から26日正午までに予想される24時間降雪量はいずれも多い所で、北部山地20センチ、北部平地3センチ、南部山地3センチの見込み。