バスケットボールB1宇都宮ブレックスは29、30の両日、長野市のホワイトリングで中地区の信州と2連戦を戦う。年内最後の試合をしっかりと連勝で締めくくりたい。

 ブレックスの前節は西地区の島根に1勝1敗。第1戦はリーグ屈指の得点力を誇る相手を68点に抑えて快勝したが、第2戦は第4クオーターに失速し逆転負けを喫した。通算成績は18勝6敗で東地区2位。

 信州は4勝20敗で中地区7位。平均得点はリーグ20位の73・8点で13連敗中と浮上のきっかけをつかめずにいるが、今季開幕後に千葉Jから得点力のあるジャスティン・マッツが加入。勢いに乗せると怖い相手だけに、ブレックスは持ち味の堅守で主導権を握りたい。

 比江島慎(ひえじままこと)は「昨季は2連敗したので油断はできない。連勝し、やり返したい」と気を引き締めている。