ゴール下の要となる宇工の石川

攻守でチームをけん引する作新の篠崎

ゴール下の要となる宇工の石川 攻守でチームをけん引する作新の篠崎

 第76回全国高校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ)は23日、東京都の東京体育館ほかで開幕し、各都道府県の予選を勝ち抜くなどした男女各60校が日本一の座を懸けて争う。県勢は男女とも1回戦から登場し、女子の作新学院(4年ぶり8度目)は同日午前10時40分から同会場で開志国際(新潟)と対戦。男子の宇都宮工(4年連続13度目)は同日午後5時20分から武蔵野の森総合スポーツプラザで光泉カトリック(滋賀)と激突する。集大成の冬に挑む2校の戦いを展望する。

男子・宇工 ガード陣の展開力鍵に

 夏のインターハイ代表文星芸大付を退け、4年連続で本大会出場を決めた宇都宮工。県予選は自慢のゾーンディフェンスで1試合平均49・2失点と堅い守りがチームの身上だ。