上智大の三浦(みうら)まり教授らによる「地域からジェンダー平等研究会」が公表している都道府県版ジェンダー・ギャップ指数。2024年版の試算指標となる各種統計が間もなく出そろう。23年版で政治分野4位、行政分野23位、教育分野24位、経済分野33位だった本県はどうなるだろうか。三浦教授に本県の状況や男女格差是正への道筋などを聞いた。
-本県の特性をどう見るか。
「政治分野では女性議員が一人もいない『ゼロ議会』がない点、女性首長の割合が高い点で評価できる。しかし、市町村合併の影響で分母が大きくないため、女性首長(3人)が少なくても割合として高くなっているのが実態。女性国会議員も多いわけではなく、そこまでの勢いはないという印象だ」
-県内25市町議会のうち8議会が女性議員1人の「おひとり様」議会。問題点は。
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