若者が「闇バイト」に関わるのを防ごうと、県警は7日、県警本部で県内の専門学校生を対象とした啓発動画コンテストの審査会を開いた。国際テクニカルデザイン・自動車専門学校(小山市)1年藤本祥太(ふじもとしょうた)さんが制作した「STOP闇バイト」を最優秀賞に選んだ。
コンテストは、交流サイト(SNS)などで犯罪の実行役を募る「闇バイト」などに少年らが関わらないよう、若者目線の映像で啓発するのが狙い。3回目の今年は実写やアニメなど8作品を審査、最優秀と優秀賞の計3作品を決めた。
最優秀賞は、高収入をうたった闇バイトに安易に応募し、個人情報を入力した若者が、犯罪と知ってやめようとするが、指示役から脅され「引き受けた瞬間後戻りできない」などと訴える内容。県警は受賞3作品を広報啓発活動に生かす。
優秀賞は次の通り。
「闇バイトってなんだろう?」(足利デザイン・ビューティ専門学校2年 栗原果歩)▽「STOP闇バイト~テレグラム編~」(国際情報ビジネス専門学校2年 青柳七海)