県のとちぎ性暴力被害者サポートセンター(愛称・とちエール)が2022年度に対応した被害相談者のうち1割が男性だったことが、29日までに同センターのまとめで分かった。旧ジャニーズ事務所の性加害問題でクローズアップされている男性の性被害。県内でも当事者が声を上げ始めたことがうかがえるが、実態は依然見えにくく、同センターは「被害を受けている人はもっといる」とみる。