ゴールする那須拓陽のアンカー宮本錬=佐野市の清酒開華スタジアム

 男子の那須拓陽は2年ぶりの王座奪還。廻谷賢(めぐりやけん)監督は「組織力での勝利」と強調し、出場メンバーのほかサポートに回った部員、沿道に駆け付けた保護者、OBらの存在を誇った。

 1区を任されたのは昨年と同じ宮本大心(みやもとたいしん)。折り返しの5キロでペースを上げると、「後ろの足音が消えた」。後続に40秒の差をつけ、区間賞の走りでチームに勢いを与えた。