5年ぶりに本格開催された「2023市ふくしフェスタ」

 【佐野】老若男女が福祉について楽しく学べるイベント「2023市ふくしフェスタ」が22日、大橋町の市総合福祉センターで開かれた。

 同実行委員会や市社会福祉協議会が主催。台風や新型コロナウイルスの影響で中止や規模縮小が続き、5年ぶりの本格開催となった。

 開会式には、奥村美佐子(おくむらみさこ)実行委員長や同協議会の半谷昌弘(はんがいまさひろ)会長のほか、金子裕(かねこゆたか)市長や川嶋嘉一(かわしまかいち)市議会議長らも出席。金子市長は「イベントを通じて、より良い地域社会に向けて前進していくことが出来れば」とあいさつした。

 会場内には、主に市内で活動する35団体のブースが設置され、ステージパフォーマンスも実施。「障がいブース」や「シニアいきいきライフブース」、「子どもブース」などに分かれて、ゲームや体験で約2千人の来場者を楽しませたり、各団体の活動をアピールしたりした。

 奥村実行委員長は「参加団体が気持ちを一つにして準備してきた。盛大に開催できてうれしく思う」と話した。