自動車部品製造の湯原製作所(さくら市氏家、湯原正籍(ゆはらまさぶみ)社長)は、インフレに伴うコスト高や人件費上昇を受け、米国の工場をさくら市蒲須坂の蒲須坂工場に移転集約し、生産拠点を日本とタイの2極体制に再編する。世界的に加速する電気自動車(EV)化に対応していくため、製品の付加価値を高め、競争力のある製品づくりを強化する方針だ。
同社は現在、自動車向け部品を中心に、金属パイプを曲げるといった「塑性加工」、NC旋盤やマシニングセンターによる「切削加工」、溶接などの「接合加工」を手がけている。塑性加工では多くの独自技術を持ち、切削、接合も一体的に加工できるのが強みだ。
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