栃木県内の19署で自転車利用者への指導や取り締まりの対応力を底上げしようと、県警本部交通部の12人で構成する専門部隊「自転車等対策専従班」が今月、始動した。専従班が各署に出向き、交通課員らに指導・教養するほか、合同で取り締まりを実施し、一線の警察官を強化する。県内で発生する人身事故のうち、約4分の1に自転車が関係していることから、自転車事故を抑止することで交通事故全体を減少させる狙いがある。
25日夕、JR西那須野駅の東口周辺。専従班の5人と那須塩原署員の計11人が、通行する自転車に目を光らせた。下校中の高校生らに声をかけ、「歩道でなく原則車道の左側通行を」「一時停止線では止まって」と注意をうながす。困惑した表情を浮かべる人もいたが、指摘された後はルールを守って走行していた。
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