第58回県知事盃争奪ゴルフ大会(県ゴルフ連盟、県ゴルフ場協議会、下野新聞社主催)は20日、那須塩原市のホウライCC(5615ヤード、パー72)でクイーンズの部決勝が行われ、上野千鶴(うえのちづる)(宇都宮)がプレーオフ(PO)で小森幸恵(こもりさちえ)(矢板)を破り初優勝した。2005年に一般女子の部を制しており、両タイトルを獲得するのは4人目。
同部門は50歳以上の女性が対象。曇り、微風の絶好のコンディションの中、予選を勝ち抜いた84人が出場した。重く深いラフ、速くうねったグリーンの難コースに苦しむ選手が続出し、70台はわずか2人だった。
7オーバー79で上野と小森が並び、昨年に続き史上5度目のPOに突入。10番パー5(474ヤード)が舞台となり、第3打を池に入れ5オンの小森に対し、上野は4メートルの難しい下りのバーディーパットを決めた。
3位には鈴木郁子(すずきいくこ)(高根沢)、4位には林美由樹(はやしみゆき)(宇都宮)が続いた。過去6度優勝の角田里子(かくたさとこ)(宇都宮)は5位、連覇を狙った平野(ひらの)いずみ(東京)は振るわず47位に終わった。
28日は那須烏山市の烏山城CCでシニアの部決勝が行われる。