宇都宮地方気象台は20日午前5時39分、「大雨と雷および突風に関する栃木県気象情報」を発表した。栃木県内では、20日昼過ぎから夜遅くにかけて、大雨による低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意、警戒するよう呼びかけている。

 20日夜にかけて、前線が東シナ海から東日本を通り日本の東にのびる。前線に向かって流れ込む暖かく湿った空気と日中の気温上昇に加え、上空の寒気の影響で、県内では、20日昼過ぎから夜遅くにかけて、大気の状態が非常に不安定となる見込み。雨雲が予想以上に発達した場合や停滞した場合は、警報級の大雨となる可能性がある。

 20日に予想される1時間降水量は、多い所で40ミリ。20日午前6時から21日午前6時までに予想される24時間降水量は、多い所で60ミリの見込みとなっている。